身体の中で情報を伝達する物質とは?
【身体の中で情報を伝達する物質とは?】
身体の中で情報を伝達する物質には、神経伝達物質、ホルモン、サイトカインがあります。
そしてこれらをまとめて、生理活性物質と呼びます。
【神経伝達物質】
神経伝達物質は、シナプス(神経細胞と神経細胞の間)から放出され、その先の神経や筋肉などに情報を伝達する物質です。
代表的なものとして、ノルアドレナリン、アセチルコリンなどがあります。
【ホルモン】
ホルモンは、特定の細胞でつくられ、 血流で標的臓器に運ばれて標的の臓器(細胞)に作用して特定の応答を引き起こす物質です。
大きく脂溶性、水溶性で分けることができ、脂溶性ホルモンにはステロイドホルモン、水溶性ホルモンにはたんぱく質ホルモン、アミン・アミノ酸誘導体ホルモンがあります。
【サイトカイン】
サイトカインは、細胞から分泌されるたんぱく質で、細胞間で相互に作用する物質の総称です。標的細胞の増殖、分化、細胞死、機能発現など多様な応答を引き起こします。